家族

いーか！お前も父ちゃんみたく、弓を上手くなれよ！

ホルパパです。
ホルパパは普通の還狗の民なので、割と平均的な顔立ちです。
垂れ目はパパの遺伝子。
ちょっと童顔なのを気にしていて、ヒゲを生やそうかと真剣に悩んでいたら、ホルママからマジで止められた経歴の持ち主です。
「きしょいから、やめて欲しいべさ！」
「え？…う、おお…」（´･ω･｀）
パパの垂れ目遺伝子はかなり強いので、兄弟の殆どが垂れ目という、最強遺伝子。
ママに一目惚れで、猛烈にアタックして射止めた、とにかくママ一筋な人です。
それまではバガン様の側にいて、武に生きる毎日。
ママに危ないことはして欲しくない、と言われてあっさり放牧業を始めました。
しかし、武一本の人だったので、放牧は下手でした。
放牧は主にママの仕事。
パパはその警護というような生活でした。
すぐにホルが生まれて、第一子が男の子でホルパパは大喜び。
しかし、その後はなかなか子供が出来ず、パパはせっせとホルに愛情を注ぎます。
弓を教えたり、馬に乗せたり、時折バガン様のところに連れて行ったり。
ホルの動物に異様に好かれる、というのはママの血筋です。
パパはどちらかというと、「なんだ、コイツは…」的な目で動物から見られる、あまり動物から好かれない人でした。
例外は馬くらいでしょうか。

ホルが生まれて８年ほど経って、ようやく女の子が生まれました。
それからはあれよあれよと三つ子だなんだと生まれ、７人兄妹のパパに。
末っ子には、会っていません。
ママのお腹の中に末っ子がいる頃に亡くなってしまったので、顔も見れずじまい。
享年はおそらく３７～８歳。
まだまだ働き盛り、子供も可愛い盛りでした。
パパが死んだことで、当時１２歳のホルが一家の長に。
とはいえまだまだ子供なので、親戚などが支えてくれました。

そんな感じのパパです。
何気にパパとママの出会いも描きたいとか…
まぁ、これは企画終了後、余力があれば、という感じで…